ゴクッ!!股関節が外れた?

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 脚を動かしている時など『ゴクッ』っと、股関節から音が鳴る時があります。クリック音と言う、手の指などを鳴らすのと同じような現象である事が多いのですが、股関節が鳴る音は大きいので始めてその音を聞いた方などは驚く事があるかも知れません。これは、ある一定の動く範囲を超えた場合に関節内の液体が気化するための音と言われており、股関節矯正中も時々この音がする時があります。通常はこの音は1回なればしばらくは鳴りませんし痛みが残ることもありませんから問題になる事はありません。しかし、まれに音と共に股関節がずれてしまったという例もありますので、その3例を紹介します。
 1、柔道の練習中に一本背負いで投げられた後に100キロを超える相手が自分の右足の上に倒れこんでしまい、その瞬間『バキッ』っと言う音とともに股関節に激痛が走り、しばらくまともに歩けなくなった。病院で検査をしてもらっても、特に骨折など骨に異常がないため湿布薬と痛みどめが処方された。少しは軽減したものの痛みが取れないという状態が何週間も続いた為に来所。この方は身体を使う仕事のため、早く治さないと仕事に差し障りが出るという事で休暇を取り集中的に取り組まれたので1~2週間位で痛みは取れました。
 2、3年前に信号を待っている時に、左股関節が『ゴクッ』と鳴り、いつも違和感があるようになってしまった。この方は、いつも左脚に体重を掛けるクセと太ももが内に強く捻じれる筋肉の状態だったため、股関節が内に強く捻じれこんでしまったような状態になっていました。多分立っている時に左脚に体重を乗せ足先を開き膝を内に向けた状態で体を左に捻じった為に極端に股関節がねじれたのではないかと想像しました。3回目の矯正後、脚に真っ直ぐ感がでたとの事でした。
 3、床にお尻を付け座った姿勢で、足の裏を合わせて膝を床に着けるストレッチをしている時に、股関節が『ゴクッ』と鳴り、股関節に痛みと、つまり感が残り最近太極拳を始めたら、膝などにも痛みが出てしまった。状態としてはやはり股関節の開きすぎと内捻じれが原因と判断しました。つまり感のある開きすぎの股関節は少々癖が強いケースです。  
 この3例のように股関節から音がした時にそれが大丈夫かどうかは、まず痛みや違和感が有るかどうかで判断が付く事が多いという事です。ただし痛みや違和感が腰痛など場所を変えて起こることもありますし時間が経過して起こる事も有ります。(股関節を開きすぎた時になる音には注意してください)音がした後でなんらかの体の変化があればなるべく早く股関節矯正をお受けになる事をお勧めします。股関節は体に与える影響が大きいので、放置する程クセが強くなり治りづらくなるからです。
 また、音がゴキゴキ継続して鳴るような状態であれば、なるべく早く受診してどういう状態なのか確認した方が良いと思います。