紐結びの意味・・・足の冷えもその日から改善

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 当所では、紐で脚を結んで就寝していただくことを推奨しています。よく「紐で脚なんか結んだら血が止まってしまうのでは?」とご心配いただくことがありますが、そんなことはまったくありません。この方法は、礒谷療法の創始者である礒谷公良氏による「どうしたら就寝中に起こる股関節のずれを防ぐことができるか」という研究から生まれ、以後70年の長きにわたって多くの方が実践されてきた方法ですから安心して行っていただくことができます。
 また、「寝返りをすることで体が整うのでは?」というご質問をいただくことがありますが、これも正しくありません。私は二人の娘が小さい頃に寝相の観察を行いました。二人とも右の股関節の開きが強いため右脚が長いタイプなのですが、観察中はほとんど右の股関節を開いて寝ていました。もし寝ている間に身体が整うのであれば、左脚を開くか右脚を閉じなくては左右の差はなくなりません。そこでこの紐結びなのです。下の写真のように左脚が長い人は左脚を開く、上に重ねるという寝姿になります。

左脚が上になり開く
左脚が開く
左脚が上に重なる
うつぶせの時左脚が開く
3本の紐で脚の3つの大きい関節(股関節・膝関節・足首)がまっすぐに


 このように左脚の股関節が開き気味で左脚が長い人の場合、上の写真のように紐で両脚をしっかり結ぶことにより左の股関節を開こうとする硬い筋肉のストレッチをしている状態になるのです。
 これにより腿と骨盤を繋ぐ筋肉が緩みますので骨盤の歪みも改善し、硬い筋肉に圧迫されていた血管が解放されて血流が良くなります。結んだその時から脚がポカポカしてくる、脚が温まることにより夜中のトイレの回数が減る、血流が良くなることにより疲れが取り除かれる、眠りが深くなり夢を見ず気持ちよく眠れるなどの好結果も期待できます。